アフターサービス
メンテナンスの必要性
LPガスを安定供給するために、ベーパーライザーの「日常点検」と「定期点検」は欠かせません。 カグラベーパーテックはベーパーライザーのトップメーカーの責任として、予防保全の取り組みを強く推奨いたします。
部品の摩耗、劣化
定期的なメンテナンスを怠ると、Oリングやダイヤフラム等ゴム製品の劣化や熱交換器の腐食などにより、最終的にはガス漏れに繋がります。 最悪のケースでは事故、それに至らないにしても、復旧までに数日間を要してしまう事もあります。
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Oリング劣化
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熱交換器腐食
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ダイヤフラム劣化
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ダイヤフラム劣化
高圧ガス事故の原因
高圧ガス事故の原因は、設備の維持管理の不良による事故は全体の41 %を占めています。 さらに「腐食管理不良」については維持管理不良の事故の中でも最も多くの割合を占めています。定期的なメンテナンスはこういった事故を防ぐことができます。
「高圧ガス事故集計(令和元年12月末まで)」(経済産業省ウェブサイト)(https://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/sangyo/hipregas/index.html)の別表3(高圧ガス事故の原因別による分析)をもとにグラフ作成
メンテナンスに関する法律
高圧ガス保安法や液化石油ガス法の記載の通り、ガス販売事業者は、工業用ユーザーに対しては「周知義務」、 一般/業務用ユーザーに対しては「維持管理義務」があります。
● 高圧ガス保安法 第二十条の五
販売業者は、第二十条の四第1号の規定により販売するものは、経済産業省で定めるところにより、 販売する高圧ガスであって経済産業省令で定めるものを購入するものに対し、該当高圧ガスによる災害の発生の防止に間し必要な事項であって、 経済産業省令で定めるものを周知しなければならない。(以下省略)
● 液化石油ガス 第二十六条の二
液化石油ガス販売事業者は、供給設備及び特定供給施設を経済産業省令で定める技術上の基準に適合するように維持しなければならない。