カグラのモノづくり
カグラでは、技術、調達、製造、品証、営業、サービスセンターの全部門が協力したものづくりを行っています。お客さまからの要望や苦情があった際には、部門の垣根を越えた議論をすぐさま行います。議論が白熱したとしても「お客さまのために何ができるのか」という視点を忘れないことで、部門間で対立することなく、同じ目標に向かって協力することを心掛けています。
有馬工場では「自工程に 責任を 次工程に 思いやりを」というスローガンを掲げ、緊張感を保ちながらも温もりのある職場作りを目指しています。また「最終的には品質は“人”が作るものである」と考え、 製品の安全性の確保や出来栄え品質の維持・向上にこだわった人材教育を行っています。
技術
カグラベーパーテックは1958年の創業以来、長年の経験に裏打ちされた「液化ガスを気化する技術」をコア技術として、 日本国内のみならず、海外のニーズに応じた蒸発器の企画/設計/開発を行っております。
「相矛盾することをいかにして具現化するか」をスローガンに、業界最小・最軽量の「ミニマムシリーズ」、 バルク貯槽のプロテクターに小型ベーパーライザーを内蔵した「BAiO」、コンパクトに設計された簡易なLPガススタンド「オートコンポ」など、 特徴のある製品を創出してきました。昨日より今日、今日より明日、お客様に尚一層満足いただける製品の実現を目指し、飽くなき探求を続けています。
資材
カグラの製品を安心してご利用いただけるように、 小さなものはボルト1本から大きなものは重さ4トン以上に及ぶ製品まで信頼できるサプライヤー様から高品質な資材を調達しています。
また、社会インフラであるLPガスに携わる立場として、LPガスの供給が途絶えることのない様、適切な在庫管理を行い、迅速に出荷できる態勢を常時整えています。 輸送においても、万一の事故が起こらぬよう、輸送途中に受ける衝撃を想定し、万全な梱包で出荷することを心がけています。
製造
カグラの生産方式は、自動化ライン生産方式ではなく、作業者一人が受け持つ範囲が広い「セル生産方式」を採用しています。 そのため、「配管の向きを変えてほしい」、「追加でバルブを付けてほしい」といったお客様のご要望にも各部門が連携して臨機応変に対応することが可能です。
また、製造工程の中には溶接を始め、人の手をなくしてはできない繊細な作業が多く存在します。 カグラで腕を磨いた熟練工たちがひとつひとつの製品を丁寧に製造しています。
品証
カグラは高圧ガスを扱う製品を製造しているため、万が一致命的なミスを起こしてしまえば重大な事故に繋がりかねません。 受入検査から最終の出荷検査まで全ての工程において、検査チェック項目に基づき一つ一つ丁寧に検査を実施しています。 製作過程での不具合や外部クレームなどが起きた場合は、原因追究を徹底的に行い、二度と同じ不具合が起きないよう改善に取り組んでいます。
また、高い品質を維持するためには、規則に加え、現場での活発なコミュニケーションは欠かせません。 風通しの良い職場環境を整えることで、社員全員での品質管理に努めています。
営業
ベーパーライザー専業メーカーとして培ってきた専門知識と、営業担当者ひとり一人が持つ豊富な経験を生かし、 個々の設置先のご要望にあったご提案をさせていただきます。
また、お客さまの声は、社内情報ネットワークを通じて、 研究開発をはじめ全部門に生きた情報としてフィードバックしています。 その成果は、こまめなモデルチェンジや他社の追従を許さない新製品の開発スピードに表れています。
サービスセンター
サービスセンターはお客様からのご相談・お問合せに対し、知識・経験豊富な専門スタッフが対応しております。 製品に関して、ご採用前の選定/仕様/取扱に関するご相談、設置工事、設置後の取り扱いに関しての疑問、運転状況に関するご質問、 メンテナンス依頼等にお応えいたします。
また、弊社製品に限らず、LPガスや周辺機器に関するご相談・お問い合わせ等幅広く対応致します。 製品の修理や定期メンテナンスについては全国70社のサービス代理店がアフターサービス業務を行いお客さまのガス設備のサポート致します。